ヨシタケノート
精霊の棲む渓へ
趣味で渓流釣りをやってます。渓流釣りというと、鮎(あゆ)や山女(やまめ)などがありますが、小生がやっているのは岩魚(いわな)を求める「源流釣り」です。
岩魚はサケ科の淡水魚で降海性を持っているため、太古の昔は海まで降りていたらしいのですが、水温15℃以上では生きられない性質のため、地球の気温上昇とともに海までは降りられなくなったんです(これを「陸封(ランドロック)」といいます)。しかも、近年はダム・堰堤などの人工建造物にも阻まれてその棲息域は高山や高緯度の山の源流域に限られていて、太古からの生き残りであるその存在自体が、はかなく、そしてロマンに満ちているのです。まさに山の精霊です。。
初めて岩魚を釣った時には、「よくこんな山奥の、しかも岩がゴツゴツしたところに魚が棲めるもんだな…。」と感心するとともに、何となく岩魚の存在そのもののはかなさを感じたものです。
先日(6/16〜6/17)は岩手・遠野の渓流に出掛けてきました。 この流域は毎年通っているのですが、相変わらずの美しい渓流に癒されるとともに、山の精霊達に出会うことが出来ました。
ただ、岩魚はその数が減少の一途を辿っているので、なるべく乱獲は避け、極力リリースするように心掛けています。今回の岩手釣行でも妻と食べる分(2尾)だけはありがたくいただき、その他はリリースしてきました。いつまでも岩魚たちと遊べる環境を残したいですからね。。。
先日行った岩手の渓流。癒し。。
精霊と呼ぶにふさわしい美しい岩魚の魚体。

