青色にしておけば…

2008.03.18 (Tue)
今日はちょっと仕事の話し…。

今年の確定申告(平成19年分)が昨日(3月17日)終わりました。年末調整・法定調書・償却資産申告・確定申告という、毎年暮れから3月まで続く税理士事務所業界の繁忙期がようやく一段落となりました。

個人の決算は全て12月となっているため、その申告も、皆さん同じ確定申告期(2月16日から3月15日)に集中してしまいます(この点、法人は決算月が自由に選べるので、2ヶ月後の申告月が1年の中に分散しています)。

ところで、今年も様々な確定申告のご依頼を受けましたが、印象的なのは『青色申告の承認申請』ですね。

青色申告とは、その年の赤字を翌年以降に繰り越して、翌年以降の利益と相殺できるなど、様々な特典があります。一定の帳簿を揃えることに対するご褒美みたいなものですね。ただし、青色申告の適用を受けるには『青色申告の承認申請書』を、法定期限内に税務署に提出しておかなければなりません。確定申告の時期になってから、『じゃ、青色申告で…』と思っても、時すでに遅しなんです。

今年の確定申告のご依頼者の方々の中にも、『青色』で申告するつもりだったのが、申請書を提出していなかったばかりに、やむを得ず『白色』で申告せざるを得ず、赤字を繰り越せなかった方がいらっしゃいました。

数百万円の赤字が出た場合、その翌年以降の節税効果はかなり大きなものになりますので、悔やんでも悔やみきれませんよね。

どうしても日本の税制は『知らなければ損をしてしまう』傾向が強いので、遠慮しないで専門家に相談して欲しいものです。申請書というたった一枚の紙を出したか出さないかで税金が100万円単位で異なってきますから。。。

納税は国民の三大義務の一つであることから、ウチの事務所では税理士の業務を半分は公共的な仕事と位置付けており、初回のご相談は無料としているので、今年も何人かの納税者の方々のご相談を無料で対応させてもらいました。

こうした機会を活用して、納税者の方々には少しでも納税額を減らして貰いたいものです。

【編集】 |  10:37 |  未分類  | トラックバック(0) | コメント(3) | Top↑

コメント

こんばんは。○ぐ○です。
今回も、非常にためになるお話を有難うございました。
税金のことは勉強したほうが自分のためにもなりますし、
ヨシタケ先生のおっしゃることも考えると、私めも頑張って
学習したいと思いますv-218
○ぐ○ |  2008.03.18(火) 22:16 | URL | 【コメント編集】
○ぐ○部長殿

我々がお仕事させていただいている中小企業も色々と大変ですが、○ぐ○部長殿のような大企業もまた色々と大変かとお察しします。

お互い仕事のフィールドは異なりますが、頑張りましょうv-217
ヨシタケ |  2008.03.19(水) 13:50 | URL | 【コメント編集】
確定申告、、、行ってきたです。当然ながら最終日に。
前にアドバイスもらっていたのに、怠惰な私は結局なにもせず。
でも怠惰だからこそ、やっぱり青はムリな気がしたんだよね…
だけど、ずっと会社任せでやってきて、いざ自分でやるとなると
本当にいろいろ、勉強になったがよ。
ヨシタケくんはこんなことやあんなことを
いろいろちゃんと知ってるんだなあーと思ったら、
まぢで尊敬!!
また、いろいろ教えてね。
そして、繁忙期(?)本当にお疲れさまでした!!
たいに |  2008.03.25(火) 22:13 | URL | 【コメント編集】
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